2012年12月31日月曜日

除夜の鐘

大晦日から元旦にかけて毎年 鳥羽の南に位置する 「青峰山・正福寺(高野山真言宗)」に除夜の鐘を撞き海上安全祈願して明け方には自宅に帰ってくる事を恒例としていました。



今年は父が夏に入院して 秋に一時退院して酸素吸入器による日常生活で自宅療養をしていましたが、肺炎を自発して今月半ばに再度入院しました。
まだまだ食事も出来元気なのですが、今日午前中に病院に行った際に 大晦日に遠い所に行ってくれるなとの事でしたので、今年も例年通り行く予定でいましたが、断念する事にしました。
何時 一気に病状が悪くなる可能性がある事をは 自分自身良く判っていての言葉でしょう。

来年は日を改めて 古くから漁業・海運事業関連の信仰を集めて海難事故に霊験があると言われている 「青峰山・正福寺(高野山真言宗)」に行く事にします。


昨年は大晦日の時点で私一人 一昨年は私1人とカップル一組でした。
今年はと気になってしかたありません。
気になる事がもう一つ  住職がご高齢なので、今年は108つ撞けるのかが心配です。
昨年は最後迄撞かれましたが、一昨年は途中で止めてしまい残りは私1人で撞きました。
今年も無事に108つの鐘の音が鳴り響く事を祈っています。

過去の大晦日の記事をよろしければ ご覧下さい。
http://simakaisou.blogspot.jp/2012/01/2012.html
http://simakaisou.blogspot.jp/2011/01/blog-post.html

今年一年ありがとうございました。
無事 事故も無く一年を終える事が出来ました。

来年度は 天候により順延になった海洋散骨式を4日に予定しております。
来年もよろしくお願いいたします。

良いお年をお迎え下さい。


2012年12月5日水曜日

平成24年 12月 2日 海洋散骨式

故人様のお母様・お兄様家族の5名様の海洋散骨式でした。

弊社では ご遺骨のお引取りに伺った時に 少しご遺骨を残されるかを一番最初に確認します。
お母様は全てをお願いしますとの事でしたが、理由を聞きますと残しておくと後々どうして良いか判らないとの事でした。
順序の違う悲しい別れで時間も経過していない為に まだまだ死を受け入れられない状況でしたので、「万が一 残したご遺骨がご自身の負担になる場合は弊社に送って下さい。無料で委託散骨させていただきます。お母様が亡くなられた時に 子供さんのご遺骨を棺の中に入れてあげる事を基本にしましょう」との事で遺骨を残す事を選択していただけました。



曇り空でしたが、雲の間から日が射し海面がキラキラ輝く うねり・風と共に弱い穏やかな海面でした。

ご遺骨の飾り花 (お別れのリース)


デルフィニューム(ブルー)*ストック(白)*スプレーマム(オレンジ・赤)*キンギョソウ(オレンジ)*クリスマスブッシュ*ユーカリ


献花



11月・12月の季節の花
*ストック(アラセイトウ)『思いやり・真実の愛』 *クリスマスブッシュ *バラ『愛情・新鮮』*スプレーマム『私はあなたを愛する』 *デルフィニューム(飛嚥草・ヒエンソウ) 『高貴・尊大・慈悲・移り気』

その他の花
*バンダモカラ(黄) *ガーベラ(黄・.オレンジ) *キンギョソウ(オレンジ・黄・ピンク) *トウヨウロマン *ユーカリ *デンファレ(白・ピンク)



かもめも登場 心癒される暖かな帰路でした。



弊社の海洋散骨証明書は 無垢の木で出来た葉書サイズの額となっております。



お母様が、小さな位牌をとお考えでしたが、檀家になってのお寺のお付合いも無い事から 証明書に戒名を入れ込む事で、位牌も兼ねた供養碑にするとの事で今回は制作させていただきました。


12月になり一気に寒くなりましたが、冬の静かな海もしっとりとした良さがあります。