2012年8月28日火曜日

事前の準備は重要です!

 昨夜 義理の父が亡くなりました。
葬儀会館の設計・施工 海洋散骨を行っている私にとっては 葬儀業界の動向の情報を得る事はとても重要な事です。
子供の死の経験もしていますので、仕事には直接関係しないのですが、葬儀の細かな事迄がやはり気になってしまいます。
妻の母には そろそろ葬儀の事も考え準備する事を伝えていましたが、私の伝え方も遠慮ぎみで良く無かったのかもしれませんが、看病に時間を費やす事が多くを占め 葬儀の事を考える時間的余裕が無かったと思いますが、やはりまだ死ぬ事は無いと思いたい気持が邪魔をして後伸ばしになってしまっている事と今迄にも当然 祖父・母を送り出している経験があるのですが、葬儀に関して悔いを感じた事が無く 亡くなれば自宅に近い葬儀社に電話すればなんとかなるの気持かもしれません。

自分が亡くなる前の終活・エンディングノート等は 送られる側の意志を伝える 家族が困らない為なのですが、これがなにもされていなく又出来ない状態の場合は 送る側がどんなふうに送ってあげるかの意思を持つ事が、故人様への優しさと 愛する方が亡くなった悲しみを軽減出来る方法と思います。

今回 妻の父ですので、喪主は妻の弟 私は口出しする立場ではありません。
危篤の連絡を受け病院に向かいましたが、途中で息を引き取ったと連絡があり病院に到着した時には 祖母の葬儀を依頼した大手葬儀社に手配済みでしたが、義理の弟から出た言葉がもう一件家から近い場所に家族葬を行っている葬儀社があるので、私が知っていれば話を聞きたいとの事でした。
病院から自宅迄の寝台の依頼をしたのかと問いましたが、限定で話もしていないとの事で躊躇しましたが、私の知合いの知っている葬儀社でしたので全ての事情を話してとりあえず家に来て頂ける事となりました。
見積・葬儀の内容の話から家族葬の看板を出している葬儀社に決まりました。

今回は病院の霊安室に葬儀社を呼んで相見積をして故人をなかなか家に連れて帰れないよりは スムーズに家に帰れたのですが、寝台だけで依頼しなかった義理の弟の無知の為のミス!!
私は隣で話を聞くと口出しをしてしまいそうなので、中立を守る為に外で待機していました。
仕事が寝台だけになってしまった葬儀社の担当者は被害者と思います。

終わってからの料金・葬儀内容等の不満を持つのは 葬儀社が悪い訳ではなく 依頼者の勉強不足が大部分と思います。
葬儀社はプロです!!  しかし何も意向を聞かずしてお客様を満足させる事は不可能です。
私の商業施設の設計・施工においても 何も意向を聞かずしてお客様を満足させる事は不可能です。

今日は 納棺も葬儀社の担当者のアドバイスを受けながら 家族全員で体を拭き 白装束を着せ 納棺しました。
お通夜の進行も司会も マニュアルマニュアルしていなくて家族全員不満無く良かったのですが、これはただ運が良かっただけと思っています。

良いお見送りをする為には消費者自身が、まずは勉強しなければなりません!!




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