2012年3月27日火曜日

憧れの BAD LAND 訪問!

タイトルに憧れとしましたが、私はバイク乗りでもハーレファンでもありません。

BAD LAND様とは フェイスブックでお付合いが有り 建築とバイク製作する物は違えど、物作りの姿勢に刺激されての訪問となりました。
閉店20時前の19時に到着!  話が盛り上がり落着いて写真を撮る時間が無かったので、BAD LAND様のFBページから許可を得て掲載させて頂きます。



誰もがハーレと聞いて思い浮かべる姿とは全く違った クールでセクシーなヨーロッパスタイルのハーレカスタムとなります。
エンジンが唯一ハーレでありフレームから全てヨーロッパ製パーツから構成されタンク等のポディパーツは何とワンメイクの手作りとなります!

弊社の海洋散骨の他の商業施設の設計・施工においても数ミリの拘りを持って製作する事が有りますが、ほぼ二次元曲面で三次元曲面ではありません。
上の写真2点のポディパーツは全て三次元曲面です!
上の写真のリアフェンダーとタイアの隙間 下の写真のリアフェンダーの裏側の処理 全ての細かなディティールの処理等 これを手作業で更に左右対称に作り上げる 技術・根気だけでは出来ない情熱の塊です!!  
今の時代コンピューターや最新鋭の機械を用いれば可能かもしれませんが、量産をするにしても一度は完全なる形を作り上げなくては コンピューターに図形データーを入力する事や金型を作る事も不可能です。
量産品ならば、上記の手順で多くの手間を掛けた後は 大量に製造する程事前の手間の負担は減少するのですが、ワンメイクでは製造においての事前の多くの手間よりも作ってしまった方が、実は合理的なのです!!
メーカーの製品はコスト・効率・生産性からパーツの接合部等の逃げがどうしても生じている気がします。例として車は注意して見ると高級車程 ボンネット・ドア・トランク等の隙間が少なくなっていきます。




シャーシの上にパーツを取付て一度確認  何度も外して叩いて ワインのように熟成させながら納得行く迄作り上げる!   





上記の写真のタンク等は 溶接のなかった時代の金属接合の技!  ハンダ造形で作られています。国内では唯一無二の存在との事です。





比べ物になりませんが、弊社での最近の1番の手作業となります。
小指の爪の半分位のガラスを焼き上げた後 隙間無く選びながらガラスに貼付けて行きます。
20cm x 65cmのガラス6枚製作しましたので、これだけで6日間 バックの模様はコンピューターで画像で作りシート出力していますが、これも何度も貼付け何度も調整しています。
詳しくはクリック下さい。


今回の訪問はとても多くの刺激を頂き 製造の仕事はコスト・効率・生産性だけでなく妥協無く地道に行わなければならない事を再認識させられました。
僅か二時間の滞在でしたが、私の帰る21時過ぎの時点でも 驚く事に淡々と作業は続けられていました。
勤務時間的にもハードで、技術を習得するにも忍耐のいる世界ですが、普通の仕事では得られない満足・達成感のある仕事と思います!
従業員も募集中ですので、興味のある方は直接問い合わせ下さい。建設の金物製造業に比べたら 大変な高額支給です!

BAD LAND様は フェイスブックにおいて「いいね」を押されている方が世界で、驚きの675.517人で、昨年は夜のニュース番組 ニュースzeroでも取り上げられております。

フェイスブックページは下記になります。
https://www.facebook.com/BADLAND.Japan

ホームページは下記になります。
http://www.badland.net/index.html

ブログは下記になります。
http://www.badland.net/wp_blblog/

これだけ手間の掛かっているバイクですから 高額商品となりますが、Usedでも普通のバイクと違い走行距離が少ないので、お勧めします。
http://www.badland.net/used_bikes/index.html

お客様には判断出来ない 製造者の1ミリ2ミリの良い製品を作り上げようとする拘りが手間を増やし利を減少させていくのですが、拘りを捨てた途端に会社も自分の価値も消滅してしまう気がしてしまうのは オーナー桑井氏と私の共通する部分でした。

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