2011年9月7日水曜日

水の事故

すっかり秋の気配になりましたね

今年の夏も残念ながら 海・川で、多くの尊い命が失われて行きました。
この亡くなられた大部分は 海・川の怖さを知らない・感じる事の出来なかった方と思います。怖さを知っていても・感じていても自然相手ですので死に至る事もありますが、確率は格段の差がある様に思います。

山でも川でも海でも ◯◯教室・◯◯キャンプ場等のお手軽に楽しませてくれる施設に人気が高まります。経営的に楽しんでもらわないと集客が上がらない事は理解できるのですが、出来ないのに出来ると思わせ楽しませることは アウトドアの世界では最も罪な行為と思います。


自然は人を癒してくれて元気をくれる力がありますが、力が有る程危険な力も大きくなります。危ない遊び程楽しいとはこの事からも理解ができてしまいます。
山・川・海の自然を人間の都合で壊して来た事と同じで、言葉や行為で自然の危険な力を過小的に伝える事は自然を壊し事故を増やし続ける原因と思います。

私の子供の頃は夏は川で遊んだりと 自然と遊びながら自然から知恵を得る事ができましたが、近年は危険な箇所は立ち入り禁止!! 遊べる場所はしっかり管理された自然の中で、自然から知識が得られない場所ばかりですから、楽しさばかりで自然の恐怖・偉大さは学ぶ事ができません。
何とか子供の頃から危険を排除して楽しさを伝えるから 人間は自然に行って自然から学ばなければいけない事を前提とした教育を行う事が、環境問題を含め重要と考えます。

危険を教えないで楽しさだけを教えるレジャー 危険を教えないで利点ばかり伝えた原発問題やっている事は何故か同じに思えてしまいます。

0 件のコメント:

コメントを投稿