2011年4月16日土曜日

今思い出す プロテストソング

東日本大震災から 私の情報源はTwitter及ネットがメインになっています。
震災のテレビ番組を見ているよりもネットの活字の方が疲れないし参考になります。
震災の始めからネット上でささやかれた事が事実になりつつありますね。

シンガーの斉藤和義さんが、自分の持ち歌の「ずっと好きだった」の替え歌で「ずっと嘘だった」がネット上に流れています。




オリジナル曲




この行為は賛否両論あると思いますが、メッセージの強さと詩の奥深さはもう少しと思うのですが、日本のフォークソングの始まりのきっかけになった60年代のプロテストソングを思い出しました。

海外ではボブ・ディラン ジョーンバエズ他 PPM 日本では岡林信康 小室等 加川良 高石ともや他 から始まり後にフォークソングが一般大衆化して行きました。
この頃は私は小学生で、深夜のラジオ等で聞き始めましたが子供でしたので意味は深く考える事が出来ず 中学になってからメッセージの意味が判り始めました
後にメッセージ性を持つ音楽はパンク〜レゲエ〜ラップへと移行していますね

今の時代は被災者に支援の優しい歌はもてはやされ 強いメッセージのインパクトを持った歌は敬遠されてしまいがちですが、何でも政治が悪いだけで終わってしまいそうな時代にはこの位の元気さの表現は必要だと思います。

下記の数曲は当時 政治的抗議色が強すぎて「放送禁止!!」となっていてます。
詩について賛同を求める事では無く 60年代の歌のパワーを感じて頂きたくご紹介します。


The Times They Are-a-Changin の日本語訳の「時代は変わる」高石ともや



イムジン河」 フォーク・クルセイダーズ
朝鮮半島を南北に分けてしまってこの歌が出来上がりました。




友よ」 岡林信康・高石ともや 学生運動の集会にはかかせない歌でした。



松山千春が歌を志すきっかけになった1曲 「私たちの望むものは」岡林信康



松山千春カバーは http://www.youtube.com/watch?v=vTdLlC-mMv0


教訓1」 加川良 原発の過酷な作業をされている作業員の方々に捧げます!!
この詩は 逃げろと言っていてもけっして逃げろとは言っていないと思います。



高田渡 「値上げ」 値上げの方法は40年前から変っていませんね



高田渡 「あきらめ節」 あきらめる事で新しい事が芽生える



各曲の詩の内容はその時代メッセージ(若者の叫び!!)ですので現在とは違いますが、この厳しい現実の中で、政府から国民に対してのメッセージは60年代の歌以上にはっきりと強く伝えて頂きたいと切望します。

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