2011年4月7日木曜日

船舶(ヨット・ボート)プレジャーボートの塗装

中古艇購入時はハル(船体)の塗装の劣化が気になります。
私も今迄に6艇乗り継いできましたが、その内中古ヨット4艇の内2艇は自分中心で塗装作業をしました。
残りの2艇は下地は自分で、最終の塗装を建築の塗装をしている仲間に頼みました。
塗料は車用のウレタンで仕上げたのですが、新艇時のFRPのゲルコートよりも皮膜が柔らかい為に 2年位で全体的に艶が無くなり 特にフェンダー等の頻繁に船体と接触している部分は艶消し状態になってしまいます。

プレジャーボート(ヨット・ボート)の塗装は 出来る事ならば天壁囲まれた造船所で塗装作業出来れば最適なのですが、そのような場所は限られ一般的には屋外作業になってしまいますので、業者選びが非常に難しくなります。
建築塗装業者の場合は外部の養生等を含め外部の作業は手慣れているのですが、自動車の塗装と同等の下地作りから艶出し迄はやはり完璧とはなりません。
自動車の鈑金塗装の場合は通常屋内での作業となりますので、条件の悪い外部に加えてヨット場合は足場を架けた高所の作業となり基本的に慣れておりません。

建築塗装と自動車の板金塗装の良い所を満たしていなければ、船舶の良い塗装は不可能です。最低でも船舶を理解している事!! これが無くては自分の注文も伝わらなく プラスの気遣いも望めませんので大変重要な事で、なかなか理想とする業者さんはいません!!

志摩には 自動車の鈑金塗装をされているのですが、船舶の塗装も行っている 有限会社ガレージツツイ があります。
国内の造船所から船舶の大手輸入代理店からの受注の実績も有り 身内に 筒井ボート有限会社 とプレジャーボート(ヨット・ボート)に大変精通した会社です。
昨年から弊社の散骨艇は 筒井ボートさんで、上架整備をしております。


ここで使用している塗料は ヨーロッパのR-Mダイアモンドを使用していますので、国内の自動車用塗料よりも硬度が有る為 長期に渡って艶が保たれフエンダー等の細かな傷も目立ちません!! 塗装後7年経過したヨットを見せて頂きましたが経年劣化が微量でビックリです!!
もしかしたらFRPのゲルコートよりも塗装皮膜は硬いかもしれません。

車の塗装の艶を保つ為にコーティングする事と同じ様に 船舶でも新艇時にコーティングを施す事は下地処理の手間も少なく済みますので、大変有効と思います。
船底・木部を除いて デッキもFRP部分は全てコーティング可能です。
ヨット・ボートを所有されている方全てが、いつも水洗いの出来る給水設備も整った泊地とは限りません。条件の悪い泊地こそコーティングをする価値があると思います。

関東〜関西迄は頻繁に作業に行かれていますので、興味のある方は直接ご相談・ご依頼下さい。下記になります。

ご相談時には保管場所によって 指定業者・吹付け塗装禁止の場所がありますので、確認してから連絡して下さい。
30Fまでのボートに関しては 英虞湾迄回航可能な場合は筒井ボートで上架して屋内での塗装作業が可能です。
ヨットに関しては 志摩では上架の場所はご紹介できますので、クルージングを兼ねて志摩迄来て頂き 輝いた艇でホームポートに帰って頂くのも 出張経費を含めて考えると遊びながら安く愛艇の塗装をする一つの方法と思います。

ここ10年以上プレジャーボートの建造が少なくなっており 中古艇では船体の綺麗な艇が少なく船齢10年以上となると極端に少なくなっていますので、塗装・コーティングすれば塗装代金以上のアップで売却出来る可能性も増え 何よりも早く売却出来ると思います。
プレジャーボート人口は確実に減っていますので、買い手はなかなか見つかりませんし 車と違って専門業者でも最低船齢が新しく、人気の艇しか基本的に買取はしてくれませんので、買替えを考えている場合は愛艇を綺麗に保つ事が景気の良い時代よりも最重要と思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿