2011年1月16日日曜日

リニューアルには便利ダイノックシート

10年以上前迄は専門業者による施行が主でしたが、最近ではクロスを貼る業者でも施行を行う一般的な内装材料になってきました。代表的な3Mの名称でダイノックシートと呼ばれていますが、他社でもリアテック・ベルビアン等も同等の内装素材です。耐摩耗・薬品に強い等の特徴があり、以前からエレベーター内部の壁面にも使われています。昔スーパーのレジの横の台の天板は一日中カゴが移動しますので、天板の化粧板が摩耗して下地が出てしまった場合にも多用しました。素材的には安っぽくない素材ですから、現在では外部でも使用可能な品もありますので、店舗においてはアルミサッシに木目の素材を貼る事も多く用いられ 内部においては化粧板の家具・建具等に使われます。住宅においてはキッチンの扉に貼る事は良く用います。但し クロスの6〜8倍の価格ですから決して安い材料ではありませんので、建具の場合は安い物ならば作り替える事ができてしまいます。解体しないと取外しの出来ない建具の枠・家具等には作り替える工賃を考えれば有効な素材です。

例として 天井が雨漏りで変色しています。
木の板ですので、塗装ならば濃い色を塗らない限り無理です。木目のクロスを貼っても素材的に安っぽく見えますので、用いる事が出来ません。木目の化粧板・塗装した板をこの上から貼る事も手間が掛かりすぎます。
ダイノックシートならば、シート状ですから施行的に簡単で、素材的にも塗装した板と違和感無い程の色・艶ですので、リニューアルには手放せない素材です。

運営会社 有限会社アッシュオンでは 住宅・店舗等の新規・リニューアルもご相談承ります。

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