2010年11月30日火曜日

11月28日散骨式

名古屋からのお客様(8名様)の散骨式を11月28日に行いました。
メモリアルダイヤモンドを注文され残りのご遺骨の散骨になりました。
前日より志摩に宿泊との事でしたので、天候の次第では27日のサンセット散骨をご提案していましたが、ご家族のお二人が到着が遅くなるとの事で予備日が無い事となり天候を心配していました。
粉骨の為にお預かりしていたご遺骨と最後の夜を一緒に過ごして頂く為にこちらも27日夕方に志摩入りして 夜に宿泊先のホテルにご遺骨をお届けして翌日のお打合せをしました。
有料の詳細な天気予報によると午前11時頃より風が強くなる予報でしたので、宿泊して頂いている事を考えると少し早いですが、午前9時出港と提案させて頂きました。予想通りの天候で、帰港してしばらくしてから急に風が強くなりましたが、順調に散骨式は行う事が出来ました。
お昼のお食事をされて帰られるとの事でしたので、土日は慢性的な渋滞が3時前から亀山近辺から始まりますので、食事をして帰られるならば渋滞を避ける為にも午前9時出港は良い時刻とも考えられます。

リース(花輪)のご紹介
ベースのグリーンはササバルスカス・アイビー。
花は デンファレ(アンナ)・ストック(白)・スプレーマム(黄)・ガーベラ(芯)
・薄いピンクのカーネーション(スターチェリー)
献花のご紹介
ピンクのばら(アバーランチャー)・薄いピンクのバラ(グリーンアイトア)・
ガーベラ(赤・黄・ピンク)・スプレーマム(黄)・白洋菊(アナスターシャ)ストック(白)・スターチス(紫)・茶カーネーション(サハラ)ダリヤ・マリーゴールド(オレンジ)
当社では散骨式の献花は大変重要と考えていますので、花屋経験者のスタッフの季節に合わせた心のこもったセレクトとなります。
冬の海は寒いですが、海の透明感は一番です!! キャビンの中は暖房が付いておりますので、散骨式の一時の寒さをを我慢して頂ければすばらしい散骨式となります!!
今回はおみやげとして志摩の牡蛎を50個用意させて頂きました。

2010年11月21日日曜日

ご遺骨お引取

先週 来週散骨予約の為ご遺骨をお引取りしました。
いつもご遺骨を持ち帰る時はお客様ですよ!!と自宅に戻ります。
食事等お世話の要らない静かなお客様ですが、散骨の時迄家族として
娘の供養に使っている当社の手の平サイズのご供養セットの横に置かせて
いただき 毎日一緒に供養しております。
後は散骨の時の天候が良い事を祈るばかりです。

2010年11月18日木曜日

意外に安い中古ヨット!!

ボートに比べてヨットは長さのわりに居住性があります。海と遊ぶをテーマにすると船で宿泊できる事はとても重要になります。ボートで4人が宿泊となると最低28fの大きさは必要になり船価も国産ディーゼルエンジンとなれば最低でも200万以上となります。万が一エンジンが壊れれば新品ならば即200万以上の出費となり燃料代も1時間で30L消費は最低覚悟しなければなりません。
30年前はヨットの大きさの平均は20〜25f位でした。近年は30fを越えているので、30f以下のヨットは100万以下 20f前後となればは20万前後と車を買替える時にワンランク下げれば捻出出来る値段です。船内を立って歩くには30fですが、25前後でも積込む荷物を考慮しても4人十分宿泊・クルージング出来ます。上を見れば切りが無いですが、100万以下の中古艇でも見栄さえ捨てれば新艇と同じ様に海と遊ぶ事ができます。古い艇となりますので、船内機ならばヤンマーです!!30年前パーツのパーツでも在庫あります。船外機ならば4サイクル主流の今ならば品に取替が燃費においてもお勧めです。25fの船内機は1気筒のディーゼルですので、1時間で消費1Lですから一日エンジンで遊んでも¥1.000円です。ボートの様に遠くは行けませんが・・・・・
中古の売り買いページです。参考にしてみて下さい。
http://chukotei.jp/cgi/?mode=ichiran&cat=y&lg=
http://www.chukotei.com/Sale.aspx?p=5
上記は仲介だけなので、原則現状渡しです。
綺麗でも使っていない艇よりも 多少程度が悪くてもコマメに動いている艇が安心できます。
キャビンがあれば冬でも鍋等で楽しめます!!

2010年11月14日日曜日

お勧め 蒸し牡蛎

昨日23日の曳航業務と28日の散骨の為 艇の整備に志摩に行ってきました。
鳥羽の浦村の牡蛎は有名ですが、英虞湾でも牡蛎養殖はされており11月になれば牡蛎シーズン突入なのですが、いつも購入している漁協さんからまだ身が小さいとの事でした。
いつもは購入値段1個30〜40円なのですがしかたなく鵜方の魚屋さんで、鳥羽の牡蛎1個68円で20個購入しました。
外の日陰にそのまま置いておいても一週間位は平気で牡蛎は生きています。

生牡蛎はあたる可能性もあり 余程好きな方でない限り沢山は食べれません。
焼牡蛎も最初は磯の香りがして美味しいのですが、水分が蒸発し過ぎたり汁が飛び散る事も多々あります。
お勧めは 蒸し牡蛎です。ふっくらと出来上がりまろやかなので、飽きる事無く牡蛎を堪能できます。船の仲間も教える迄は冬の寒い外で震えながら牡蛎を焼いていましたが、今では暖かいキャビンの中で蒸し牡蛎が主流となっています。

まず殻に付いている不純物をなるべく取除きます。そのままでも大丈夫ですが、鍋の底に汚れが流れ落ち匂いが気になる事もあります。
鍋の中に膨らんだ側を下にして牡蛎を入れます。少し下に水を入れておくと汚れが付きにくくなります。鍋は土鍋が汚れが落しやすくお勧めです。普通の鍋ではから炊き状態なので後の汚れ落しが大変な事と鍋を痛めます!!
一気に強火で鍋の蓋から蒸気が出てきたら蓋を開け 日本酒・ワイン・シャンパン等を入れます。バジル等をふりかけると香りもいっそうまろやかになります。
中火と強火の中間位で蒸します。吹き上がって殻が開いたら出来上がりです。


ぷりぷりほかほか牡蛎の出来上がりです!!


散骨の際には事前にお申込み頂ければ手配致します。
生産者からの直接購入になりますので、当日の購入は不可となりますのでご了承下さい。

2010年11月11日木曜日

葦船プロジェクト 祭りの後

11月6日入港式の途中でホームポート志摩帰港 ありがたい事にえびす町内会の皆さんに一緒におかげ参りを誘われていましたが、五十鈴川の水深も桑名の長良川と同じ水深が浅く入港時に水深3.3m本日大潮で干潮時刻11時と 長良川の座礁が脳裏にと同時に回航時間も海面の状況にもよりますが、4時間と想定して午後から出港しては日暮れ前 おかげ参りをしていれば夜の海を走るか明日回航になってしまいます。今日の海は穏やかですがはどうなるか判りません!! 昔から難所と言われる大王崎沖 晴れていても東が吹けば大荒れです!!
進水式の前日の名古屋港に回航時も東の風で大変でした!! 志摩の知合いの船の整備屋さんに後日話をした所 同じ日に志摩より鳥羽に回航予定でしたが、海況を見て中止したとの事で「よく行ったなーー」唖然とされました。プロでも中止する程ほんとに大変な海況でした。
志摩へは順調に航行でき三時間で到着!! 途中大王崎沖では葦船も伊勢湾で無く大海原太平洋で、帆走させてあげたかったなとつくづく思いました。
神社港に車をとりに午後4時過ぎに到着 葦船には誰も居ません!!  寂しげな夕日の中ユラユラと波に揺れています。私にはひかりちゃん「さみしいよ〜〜!! 置いてきぼりにされたよ〜〜!!」叫んでいる様に見えました。こんな状況では帰るに帰れません!!これが最後と思い動画を撮影しました。最初は離れた所から全体を撮影しましたが、細部迄残しておこうと船に上がり接写で移動し全てを収めました。






数日の航海でしたが、ひかりちゃんは帆船としての風格が漂っていました!!
デッキ部のも一部ぼろぼろになりロープも潮で変色しています。
光の広場の時のデッキ画像


船首が少し歪み 風が無い時の曳航の為沈んでます。

ヨットを長年趣味にしてきた私にはどうしても納得のできない事がありました。
帆が上がったままなのです。入港式の時は風も無かったので、皆さんに帆を上げた姿を見て頂きたくて上げたと思いますが、入港式の終わった後は帆を下ろしてあげるべきでした!! 途中風が吹いたら船体・舫ロープ等に負担が掛かります!!  帆を繋いでいるロープが切れ見学者が船の上にいたら怪我される場合も考えられます。船の世界では緊急時以外には人の船に手を出しません!! し 出せません!!  例として着岸の時に岸の人にロープを受取って舫って頂いても再度自分の手で舫う事がルールです。自分の船は自分で守るこれがです。舫ロープだけは知らない方が乗船して足を絡ませて転んでもいけないので、葦船ひかりちゃんに敬意と労い気持を込め私の手で舫をやり直し 帆の件をスタッフに連絡して日が落ちた神社港を後にしました。

目標を達成して協力をしていただいた何百人と共入港を喜ぶスタッフの方達には陸での行事の参拝もありしかたない事と思います。
それよりもこれだけ大きな長期に渡るプロジェクトを成功させた事はすばらしい事と思います。固い結束運と人と好天を呼び寄せ成功に導きました!!
音も無くゆらゆらと海面を進んで行く葦船の気持良さが、代表 佐藤練氏をはじめスタッフには忘れられない思いとなってしまった様です!!  私は佐藤練氏に葦船の一部を使って 少人数でも海面に漕ぎ出せる今の半分位の葦船を作って来年の暖かくなる5月に進水して寿命の半年間めいいっぱい帆走させてあげたらと提案させて頂いています。なんとか二世が誕生するのを祈っています!!  誕生の折には私のホームポート志摩より大海原太平洋でめいいっぱい帆走できる様に協力して行くつもりです。
船好きの私も葦船の帆走姿が目に焼け付いて離れません!!


11月15日(月) PM5:25頃〜 CBCイッポウにて出港式〜入港おかげ参り迄が放映されます!!


2010年11月9日火曜日

葦船プロジェクト 未練に満ちた最後の帆走

11月6日最後航海 入港式の日です。
当初入港日の日には何かトラブルでも有ったら入港を準備・待っている方達に迷惑がかかる事を考慮して曳航での入港を予定していましたが、昨日の帆走感動し自信を持ったスタッフ達は残った少ない時間でも帆走したいとの願いから朝7時からの出航です。
やはり名古屋港の出航から二日目の三時間遅れの出航が悔やまれます!!  三時間遅れの為通常でも浅い川の水深が干潮時刻となってしまい 葦船・こちらの伴走艇も国道23号線の橋を越え葦船のマストを立てる時に座礁してしまいました。葦船は舵を横向きにして先にクリアしましたが、こちらはそんな簡単には抜け出せません!!底は砂地なので無理矢理エンジンパワーで抜け出そうと試みましたが不可能です。干潮時間を過ぎた時に座礁地点から目視可能な水門の奥には知合いの大橋造船があるので、連絡した所助けに来てくれました。どちらもフルパワーで無理矢理の脱出です!!
船底・プロペラには汚れ防止塗料が塗ってあり8月に上架し船底整備して一年は大丈夫なのですが、この座礁で確実にはがれ落ちてしまっています 3ヶ月しか経っていないのにまた船底整備 痛い出費です!!
2日目の帆走はこちらが座礁から抜け出せない間の1時間の帆走だけです。予定通り出航していれば4時間以上の帆走が出来たでしょうね

前日と同様パドルでの出航です。
途中は航路がクランクしている為曳航して沖に出ました。
風が弱く帆走出来るかな?でしたが、風の通りやすい河口付近は予想通り風が有りどうにか帆走です。こちらから眺めていても帆走を止めたく無い少しでも長く船上で過ごしたい皆の気持が伝わってきます!!





時間ですよ!! あともう少し!! を繰り返しほんとにギリギリ迄帆走しました。
心の中では このまま入港式を無視して鳥羽を抜け太平洋迄行ってほしいと思いながらの もう限界です!!終了です!!の声かけは苦しいものです。

やはり曳航姿は 不審船を拿捕した様で葦船には似合いませんが動力を持たない為しかたありません。



入港式の桟橋手前で 曳航ロープを放ちました。これで私の任務は終了です。

2010年11月7日日曜日

葦船プロジェクト 本気の帆走

11月5日一日前のダラダラした出航前の空気とは全く違い早朝6時過ぎより帆の上げ下げの練習から始まりました。
CBCテレビさんから依頼されていた為 動画撮影中心で写真を撮る余裕はありません!!

出航方法は曳航してしまうとクルーのモチベーションが下がってしまいますので、早朝のマリーナへの入港も無いだろうとの予測から手漕での出航を勧め 仁キャプテンより決定が下されれました。
今日が最後の帆走のチャンスで、私は心の中で今日だけは入港予定地の到着日暮れギリギリ迄曳航を拒否して放置作戦で行こうと決めていましたので、一人でも多く葦船に乗ってすばらしい帆走を体験して頂きたい願いより 毎回お願いしてあった曳航の為の予備人員を拒否してでの散骨艇による監視・曳航業務となりました。

なんとか入船もなくマリーナの入口の堤防迄手漕ぎで到着後を上げました。

風向は幸運にも目的地伊勢に向かって吹いていました。
風は風速4m 重い葦船は走り出し迄時間がかかります。この時点では中間の松坂沖位迄は帆走かなと予測しました。

なんとか津の日本鋼管を過ぎたあたりから風速が6mに上がり2.5ノットに艇速が上がってきました。
こちらは大変です!! 操船しながらの動画撮影 

朝の予測を上回る快走伊勢に向かいます。
曳航予定時間もキャプテン仁氏の希望で1時間遅らせ伊勢の沖自走でたどり着きました。
これが本来の姿です。日数の制限が有る中での一番有意義な一日でした。

帆を上げての姿はまさしく帆船です。

これで葦船満足な一日だったでしょう!!

2010年11月4日木曜日

葦船プロジェクト船好きの独り言

葦船は昨日名古屋港にて無事出港式を済ませ 昨日は桑名泊今日は津ヨットハーバーに事故・怪我も無く無事到達致しました。
葦船の名古屋港でのセイリングポテンシャルはヨットレースを経験している私もビックリです。古代の船が3ノットで走り 帆掛け船がそこそこ横からの風に対応しているのは想像を絶しました。偶然バランスが良かったのか? スキッパー石川仁氏のが良かったのか? おまけに他のクルーは全てセーリング未経験者 桑名到着後話を聞くと石川仁氏もビックリとの事でした。


出航してから2日 えびす町内会の陸の上の意気込みが、海の経験が全く無いのでしょうがないのですが葦船に乗せられてしまっている。葦船を乗りこなそう 労ろうとする意気込みが感じられません!!
自分達で製作した船が海に浮かんで満足!! 乗せられて満足!! 伊勢迄行けば曳航されても満足!! 伊勢の神社港から陸に上がれば元気なお祭り集団に変身すると思いますが?  イベントですから新聞・テレビに大きく取り上げられ名古屋港・桑名でも多くの方から激励を頂きました。何かが足りません!!
進水が成功した時 石川仁氏はこれで葦船が生まれたと言いました。
葦船の寿命は徐々に水分が含まれわずか半年と聞きます。船にしては短い命です!!
葦船は10月25日に生まれ今日で生後11日目です。後2日で神社港に行けば役目は終了です!!
えびす町内会 代表 佐藤練氏に以前に葦船の行く先はどこかに寄付すると聞いていたので、再度伺ったのですが、最終的に消却し灰を伊勢神宮にとの事でした。


名古屋港での葦船の帆走姿が頭に焼き付いてしまっています!! 後2日の命!!
葦船を造船したのはえびす町内会と葦船に携わった葦船を愛しているボランティアの人達
なんとか生みっぱなし!! では無く
後二日乗せられるのでは無くせめて葦船が悔いの残らない様に乗りこなしてほしいと願います。


できればなんとか生き続ける道は無いものでしょうか? 


船好きの独り言でした。

2010年11月2日火曜日

葦船プロジェクトマスト艤装編

11月1日満潮の午後2時に船を浮かべる前にマスト艤装が始まりました。
7人掛りで、ひとまず船の上迄運びます。
まず始めにマストトップのロープを船首の元部分に結びます。
後に船上と両外側でマストを引上げます。
引上げ後マストを持ち上げマストベースに差込ます。
マストベースはこのようになっています。

次にマストを帆に風が入る垂直になる様に少し後方に傾斜させてセッティングです。
ベストな位置は一度帆走させてから決めなければなりませんので、傾斜角は長年の経験仁さん感覚で決められました。
仁さんが見本を見せてから 次にマスト後方の左右6本 マスト前方左右2本 計8本のロープをテンションをかけて固定します。


完成です。
無事に海面に浮かびました。マストが立ったので前よりも堂々した帆船の風格が漂います!!
海面に無事浮かび伴走艇の後ろのベンチで一時の休息の2人 カムナ葦船プロジェクト代表 石川仁氏とエビス町内会代表 佐藤練氏
葦船と弊社の散骨艇(伴走艇)のツーショットです。
伊勢の港迄は離れられない間柄になってしまいました。
私は日暮れ迄 曳航時のロープの準備・救命備品等の整理でした。
ゆったりと流れる夕暮れの綺麗な光の中で素人ながら写真を数点
各部分のカットなので詳細な構造等理解頂けると思います。


You TubeにムービーUPしておりますので、ご覧下さい。