2010年10月9日土曜日

無ければ作ってしまえ

供養の形が一年毎に変わってきています。
未熟児で生まれてきた愛娘は10日の短い命でした。
当時は一番小さな供養としては唯一ミニ仏壇が一つの選択でした。
問題は仏壇は祖母の家に有り 家単位で考えれば位牌を祖母の家の仏壇に入れれば解決ですが、事は簡単には済みません。家に何も無くては供養が身近に出来ない リビングにミニとはいっても箱の仏壇も抵抗があるので、とりあえず三つ折り本尊をバックに後飾りのろうそく立て等をそのまま使い箱の無い仏壇として2年以上供養していました。
これでは来客の時は 亡くなったばかりの様で気を使わせてしまう様でなんとかしなければと既製ではお地蔵さんの形等手元供養の品が公開されてきましたが、自分の納得する製品がありませんでした。当時は位牌が主流でしたので、掛け軸も掛けられガラスで位牌を作りコンパクトに収めてみました。
これでも良いのですが、家では月命日等の法要はしていませんので本当に本尊さまが必要なのか?となります。本尊さまにこだわらなければもっとコンパクトになります。
家の第三弾は手の平サイズのスチールベースに位牌・線香・ろうそく立てでとてもコンパクトに収まりました。
おりんについては ミニ仏壇用の綺麗な高価な物もありますが、普通のおりんの一番小さなサイズの下に耐震用丸ゴムを敷きスチール板の上に置いたら見た目は悪くありませんので写真の通りで供養しております。
時代はご位牌よりも ご遺骨を骨壺に入れ残す形が主流になりましたので、こちらで骨壺迄製作するのには無理がありますので、既製の物でこちらでセレクトして製品としております。
当社のオリジナルご供養セットは私自身の供養の形の模索より作り上げています。
只今オリジナルガラスベースの骨壺主体のご供養セットを製作中ですので、ご期待下さい。

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